【夏の北海道*車で一周10日間の旅①】1日目…北海道へ向けて千葉を出発!船酔いしながら室蘭に到着
※このブログの内容は、ぶたぶたが実際に行った時の情報や、ありのままに感じたことを日記として書いていますので『参考』までにお読みください。(2019年8月10日~19日)
ぶたぶたが実際に作った1日目の計画です(しましま×黒は気にしないで下さいww)
どーも。ぶたぶたぶろぐのぶたちゃんです。
ついに北海道へ出発する日を迎えました。
この日のためにたくさん計画を練ってたくさん準備してきました。
うれしくてうれしくてぶたぶたは仕事中もウハウハでしたw
そんな北海道車旅初日の記録です。
ではどうぞ。
千葉県から岩手県宮古
東北自動車道
・8月9日(金)17:00
金曜日の夕方、ぶたぶたはそれぞれ仕事を終わらせて帰宅。
何ヶ月も準備期間があったにも関わらず、出発当日は結局慌ただしい。
10日間も家を空けるのは初めてなので冷蔵庫やら水回り、家中の物をチェック。
前日までにあらかた済ませておいた荷物も最終チェックをして全て車に積み込む。
最後に、車中泊に使うまくらを車内の後方に投げ込んだら出発準備完了。
・8月9日(金)18:00
千葉の自宅を愛車で出発。
目的地は岩手県宮古市のフェリーターミナル。
常磐道で行くか東北道で行くか迷ったけど、車線も多くPAの多い走り慣れた東北道で行くことに決定。
渋滞が心配だけど時間に余裕あるから大丈夫だろう。
高速道路Point
●千葉市から常磐道で岩手県宮古まで約600km(首都高経由)
SA・PA 約15か所 約7時間25分
●千葉市から東北道で岩手県宮古まで約630km(首都高経由)
SA・PA 約26か所 約7時間40分
(Googleマップ当時調べ)
・8月9日(金)22:55
千葉から黒磯PA(栃木県)まで運転してくれていたぶたくんと交代してここからぶたちゃんが運転。
長距離の場合はいつもこんな感じなぶたぶた。
深夜の運転は自然とぶたちゃんが担当することに。
・8月10日(土)2:15
日付も変わり、ぶたぶたは前沢SA(岩手県)に到着。
ここで給油タイム。
ガソリンスタンドには深夜だというのに5台以上の列。
待ち時間中にぶたくんと運転交代。
ここからぶたちゃんは冬眠に入るw
高速道路Point
●大型連休は深夜でもSAの給油所は混む!
宮古フェリーターミナル
・8月10日(土)5:05
すっかり辺りも明るくなりぶたちゃんが目を覚ますと目の前には港。
目立った渋滞もなく無事に宮古フェリーターミナルに到着。
上記の高速道路Pointで書いた時間から大幅に遅れ、約11時間かかった。
実際いつもこんな感じでGoogleマップのナビはめっちゃ早い。
周辺はフェリーターミナル以外なにもない閑散とした場所。
フェリーの受付まで2時間以上は余裕をもって到着できた。
仮眠するか迷ったけど、車で10分ほどのところに浄土ヶ浜っていう名所があるので散策しに行くことにした・・・けど・・・
・・・うん。よくわからず散策できませんでした。
---(ここは割愛しますw)---
2時間も無駄に浄土ヶ浜付近をうろうろ。
結局散策できないままフェリーターミナルに戻り、ぶたぶたは車で受付時間まで暇つぶし。
・8月10日(土)7:30頃
受付25分前頃、ぞくぞくと車がやってきたのでぶたぶたはターミナル内に行ってみることにした。
受付は2階で、受付時間になるまでは階段に施錠がされていた。
そこに人が並び始めたのでぶたぶたも予約表と車検証のコピーを持ってきて並ぶことに。
受付時間になると2階に通されて3か所ある受付で順番に開始。
ちなみに…ローダウン車は受付で自己申告してくださいと書かれていました。自己申告すると“低床車”と書かれた紙をもらえます。それをダッシュボードの上に置いておきます。あとは係員の指示に従うだけ。そこまで低くはなかったけど、万一迷惑をかけてしまうといけないので申告しました。“低床車”だからか、搭乗は最後になりました。
・8月10日(土)8:00頃
シルバーフェリーは運転手(ぶたくん)と同乗者(ぶたちゃん)が別々に乗船するスタイルでした。
運転手は乗船準備を開始するとのことだったのでぶたくんとはここで別行動。
ぶたちゃんは荷物をもってターミナル3階の待合所へ。
3階の待合所は広く、椅子が横にずらーっと並んでいる。
人が少ないのか、椅子は半分も埋まっていない。
待合室からはこれから乗るシルバーフェリーや乗船待ちしている車が見える。
ぶたちゃんは窓際に立ってぶたくんが乗船する様子を見学していた。
“低床車”だからか他の車とは別の場所で待機している。
アナウンスが鳴り車が続々船に入っていく。
船への乗り口はまぁまぁの段差がある。
大丈夫かなぁと不安になっていると、ぶたくんから画像とメール。
・8月10日(土)9:00頃
ターミナル内に、『徒歩、ご同乗者の方々は乗船準備を開始してください。乗船入り口は2階です』といった感じのアナウンスが流れ、係員さんが誘導をしはじめた。
係員さんに一番安いチケットを見せと『2等室』に案内され、そこの係員さんに人数を申告すると1畳ほどの薄いマットを2枚敷かれ、ここがぶたぶたの席であることを告げられた。
無事にぶたくんも車と共に乗船完了。
いよいよぶたぶたは本州を離れ、北海道へ!!
岩手県宮古から北海道室蘭
シルバーフェリー
・8月10日(土)9:25頃
無事に乗船できたぶたくんとエントランスで合流。
ぶたぶたが乗っている船は、シルバーフェリーのなかでも2番目に小さい船舶『シルバークイーン』。
広めの部屋に畳一枚分ほどの大きさの薄いマットが一枚。
これが自分の場所。
人数にもよるのだろうが、ぶたぶたが乗船したときは隣の人との間隔は数cm。
人見知りなぶたちゃんにとってはキツいけど、そのくらいは予想していた。
※こちらが2等室の一部。(わかりづらくてごめんなさい( ノД`))
航海時間は約10時間(長いよー)。
船旅に慣れていないぶたぶたは食べ物を一切持ってきていなかったので、とりあえず食堂(オートレストラン)に行ってみることにした。
食堂は人数のわりにはとても小さく感じた。
食べ物も、たこ焼きやおにぎりといった軽食が温められて出てくる自販機が4つほど。
ぶたぶたが行ったときは既に満席で、自販機で食べ物を買ったはいいが、食べるところがない状態だった。
ゆらゆら揺れる船内(けっこう揺れる!慣れてないから手すり掴んで歩いてたw)。
温められた食べ物を手にもってどこか座れる場所はないか探しに一階に行ったり部屋に戻ったりうろうろしていたら…
ぶたちゃん撃沈……ちーん( Д ;)
そう、船酔い。
ぶたちゃんは乗り物にめっちゃ弱い。
ぶたくんに事情を説明してひとり部屋に戻る。
半分くらいの人が部屋にいる感じで各々本を読んだりスマホをいじったり話をしていたり寝ていたり。
すぐに横になりぶたちゃんは船酔いのない夢の世界へ。。。
・8月10日(土)16:00頃
少し気分がよくなったぶたちゃん。
ぶたくんが朝からなにも食べてないぶたちゃんになにか食べさせようと一階にある自販機に連れてってアイスを買ってくれた。
今度は食堂に連れてかれ、大好きなたこ焼きを買ってくれた。
この時間の食堂は空いていたので窓際の角の席に座った。
晴れていたらきっと素晴らしい景色が見れたんだろうなと、どこまでも続く雨降る灰色の海を眺めていた。
体調はまだ完全に治ったわけではなく、30分ももたずぶたちゃんはひとり部屋に戻り再び夢の旅へ出た。
・8月10日(土)18:30頃
ぶたくんに呼ばれ目を覚ます。
北海道が見えた!の一言にぶたちゃんは飛び起きる。
体調はまだ不十分だったがそんなの関係ねぇ。
北海道を見に行くぞ!!!
いつの間にか薄暗くなった船の外に出ると、そこにはまぎれもなくぶたぶたの念願だった北海道が見えた。
船酔いは外に出た瞬間に吹っ飛んだ。
到着までまだ1時間近くあるのに船はもう陸地にたどり着けそうな距離。
室蘭のシンボル的な白鳥大橋が姿を現し、船がその下を通過する。
小雨が降る中、ぶたぶたは船が室蘭港に到着するまでずっと景色に没頭していた。
・8月10日(土)19:00頃
アナウンスが入り、ぶたぶたは車に戻る。
北海道まで運んでくれたシルバークイーンとはここでお別れ。
“低床車”に慣れているのだろう、誘導員のおじさんがぶたぶたの車が船から下りるときに段差を大丈夫かしっかり見ててくれて、笑顔で段切りの指示出しをしてくれた。
シルバーフェリーや港のみなさんありがとうございました。
ぶたぶたは小雨の降る北海道の室蘭に無事到着した。
室蘭から襟裳岬
湯らん銭(家族風呂あり)
計画だとこれから測量山展望台で室蘭の夜景を見る予定だった。
しかし、雨が降っているので測量山はキャンセルして襟裳岬に向かうことに。
その前にシルバーフェリーでシャワーを浴びる予定が船酔いで潰れてしまったので、まずはどこか銭湯を探すことに。
残念ながらぶたちゃん、ホントに人見知りで銭湯が苦痛で苦痛で仕方ない。
それを知っているぶたくんはちゃんと調べてくれていた。
室蘭から襟裳岬に向かう道中、室蘭港から7kmほどのところに『湯らん銭』という銭湯を発見。
ここは家族風呂もあるみたいでぶたちゃん笑顔で即行決定!!
※湯らん銭の写真撮り忘れたーー!!
・8月10日(土)19:30頃
駐車場は少しぼこぼこだったけどなんとか入れた。
2階にある家族風呂に行くと雨だからかとても空いていた。
券売機で入浴券を購入してフロントのお姉さんに渡すとお風呂に案内してくれた。
はじめての家族風呂。
個室でのんびり周りを気にせず入れるから最高。
船酔いしたけど家族風呂入れて北海道車旅は良好なスタート!
リーズナブルで港から近く、夜遅くまでやっている湯らん銭はおススメです。
湯らん銭Point
●室蘭港から約7km10分でアクセス良好
●外観も内装もお風呂も昭和感がする(綺麗だよ!)
●家族風呂は大人1人1時間800円(当時調べ)
●ドライヤーは受付近くの鏡の前に1台のみ(無料)
●営業時間は12:00~23:30(遅くまでやってるの魅力的)
セイコーマート
・8月10日(土)20:50頃
安心してゆったりお風呂を楽しめたぶたぶたは湯らん銭を出て、お腹を満たすためにぶたくんが北海道に来たら絶対に行きたかったセイコーマートへ行くことに。
このセイコーマート、ぶたぶたの北海道車旅でホントにお世話になりました。
大好きすぎてセイコーマートのエコバッグ買って帰ったくらいww
セイコーマートは、ご存知の人も多いと思いますが北海道に本社をおき、主に北海道で展開するコンビニエンスストア。
ぶたちゃんは全く知らなかったけど、ぶたくんが『セイコーマート』を連呼していたので行ってみると……わお!
北海道限定商品がたくさん(*’ω’*)
ホットシェフは店内で手作りのフライドポテトやおにぎり、お弁当、パンなどが売っていてとっても魅力的。
朝から今までほぼなにも食べてないぶたちゃん。
普段は甘いパンとかお菓子を買ってるけど、今回は北海道のセイコーマートっていうこともありホットシェフのガーリックフライドポテトが目にとまり購入。
おにぎりは北海道産利尻昆布を使用した昆布おにぎり。
車内で北海道車旅最初の北海道グルメをいただき、これから襟裳岬までの約245kmの体力を養った。
セイコーマート Point
●北海道のいたるところにある
●野菜もたくさん売っている
●ホットシェフという店内で調理するタイプもある
●低コスト多品種で美味しい!
●北海道限定ものが多くて旅行者には嬉しい
襟裳岬
・8月10日(土)21:30頃
いよいよ室蘭から襟裳岬に向けて出発。
はじめての北海道の夜をなんといきなり245km爆走。
なんともぶたぶたらしい行動力w
でもシルバーフェリーでそわそわしてなかなか寝れなかったぶたくん。
きっとそう長くは運転できないだろう。
そう思っていたらテレビで千鳥の番組がやってたので笑いながら1時間半も運転してくれた。
・8月10日(土)22:50頃
ぶたちゃんに運転を交代して襟裳岬を目指す。
ルートは海沿いの道をひたすら南下するのでとりあえずずーっとまっすぐ。
襟裳方面に行くにつれてすれ違う車もほぼいなくなる。
建物もあまりないのでライトの明かりがなければ真っ暗だろう。
明るかったら右手に海が見えるんだろうなぁと想像しながら夜の北海道をひた走る。
襟裳岬が近づいてくると、道路に大きな鹿が姿を現すようになり、ぶたちゃんルンルン♪
右手の海側からも左手の民家側からも鹿が何頭も現れる。
スピードを少し落とし、鹿がぶつかってこないように気を付けながら運転。
・8月11日(日)2:00頃
3時間ほど運転したら日付もかわっていて襟裳岬ももうすぐのところまできていた。
ちょうどセブンがあったのでここでぶたくんに運転を交代。
朝ご飯を購入して襟裳岬へラストスパート!!
336号から右折して34号(襟裳公園線)に入ると襟裳岬の灯台の明かりが見えるようになってきた。
道もだだっ広い草原のような景色に変わりいよいよ襟裳岬に来たんだと気持ちが昂る。
・8月11日(日)2:50頃
駐車場目前で道を間違えたけどなんとか風の館の第一駐車場に無事到着。
すごいなぶたちゃん( ̄▽ ̄)
ほぼ計画通りの時間。
真夏なのに天気が悪いせいかまったく暑くない。
快適な車中泊で日の出までしばし仮眠。
ぶたぶたの北海道車旅初日が無事に終了。
1日目のまとめ
≪ぶたぶたの夏の北海道10日間車旅の1日目≫
●移動ルート(千葉から宮古港)
※宮古港から室蘭港の航路が表示されなかったので割愛
●移動ルート(室蘭港から襟裳岬)
●移動距離・・・約885km(車)
●移動時間・・・約17時間00分(車)
約10時間(船)
●観光時間・・・なし!
●睡眠時間・・・約4時間(船・車移動中の仮眠は除く)
●食事代・・・・約4700円
●観光代・・・・約0円
●入浴代・・・・約1600円
●ガソリン代・・約6000円
●天気・・・・・雨・くもり
●服装・・・・・半袖で快適or薄い長袖でも快適
天気は悪かったし船酔いもしましたが、無事北海道に上陸することができました。
まだ夜の北海道しか経験していませんが、愛車で海沿いの一本道を永遠と走っていると、それだけで北海道の広大さを感じることができました。
明日は北海道の強風で有名な襟裳岬からスタート。
旅はまだはじまったばかり。
ワクワクが止まらない!!
雨じゃなければいいなと思いながら眠りにつきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぶたぶたぶた…♡